今年読んだSEOのガイドは、どれもだいたい同じことを同じ順番で書いています。それを安心材料と取るか、危険信号と取るかは考えどころです。このブログのため、そして正直なところ検索流入が無視できない仕事のためにも、この問題をしばらく考えていました。
みんなと同じやり方が大体うまくいく理由#
ベストプラクティスがベストプラクティスと呼ばれるのには理由があります。何千ものサイトのデータから抽出されたものなので、SEO初心者でも大きな失敗をせずにかなりのところまで行けます。舗装された道を歩いていれば、嫌なサプライズも少ない。Googleの公式ドキュメント通りにやって、アルゴリズム更新でペナルティを食らうことはまずありません。それにアルゴリズムは変わり続けるので、最新のガイダンスについていくだけでも立派な仕事です。
問題は、みんなが同じガイドを読んでいることです。あるジャンルのサイトが全部同じ構成、同じキーワード詰め込みの見出し、同じ「よくある質問」ブロックを備えていたら、どれも埋もれてしまいます。しかも常に受け身になりがちで、次のアップデートを待っては慌てて対応する、の繰り返しになります。
自分のやり方を試す価値#
実験は、自分のサイトに固有の戦術を見つけるほぼ唯一の方法です。コスメのコミュニティで効くやり方がレシピブログでも効くとは限りませんし、汎用のチェックリストはその違いを教えてくれません。実験が当たれば、しばらくの間は自分だけがそれをやっている状態になります。それが公に知られれば、今度は真似される側になり、これはこれで積み上がっていく価値があります。
正直な欠点は、実験の大半が静かに失敗することです。何週間も注ぎ込んで何も残らないこともあります。検索流入が売上を支えているなら、その時間を承認してもらうのは簡単ではないでしょう。
私の結論#
まず退屈な基本を、きちんとやる。その上で、実験用に小さく区切った時間を確保して、雰囲気ではなくちゃんと計測する。小さなサイトなら定石に大きく寄せて、実験は端っこで少しだけ。リソースに余裕のある大きな組織なら、本気の賭けをしてもいいと思います。
あらゆるアルゴリズム更新を生き延びてきた唯一のルールは、一番面白みのないものです。検索している人にとって本当に役立つものを作ること。それ以外は流行にすぎません。

