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閲覧数といいねに頼らないコンテンツランキング

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仁才徳
著者
仁才徳
韓国ソウル在住のリーダー兼ソフトウェアエンジニア

閲覧数といいねには分かりやすい欠陥があります。すでに人気のあるものに報酬を与えてしまうことです。人気者はさらに人気になり、新しいコンテンツはフィードの底で飢え、プラットフォームはじわじわと再放送チャンネルになっていく。フィードのランキングは、いま働いている職場でも地味に難しい問題のひとつなので、他にどんなシグナルが信用に値するのか、けっこう時間をかけて考えてきました。

タップではなく行動を見る
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明示的なフィードバックは数が少なく、偏っています。一方、行動データは豊富です。滞在時間とスクロール深度を見れば、実際に読まれたのか、最初の段落で離脱されたのかが分かります。再訪はさらに強いシグナルで、同じ記事に戻ってくるのはどんないいねよりも確かな支持です。逆に、すぐの離脱は有用なネガティブシグナルです。コンテンツが約束したものを、読者は受け取れなかったということですから。

コンテンツ自体に埋まっているシグナル
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良いコンテンツが最初からいいねを集めるとは限りませんが、質は別の形で表れます。ひとつは新規性。プラットフォームでまだ扱われていない領域をカバーしているか。もうひとつは構造で、整ったフォーマット、まともな文法、明快さは、認めたくないくらい品質と相関します。書き手の実績も妥当な事前情報になります。ただし生のいいね数ではなく、過去の作品がどれだけ読者を掴んだかで判断するのが筋です。初期のコメントも役立ちます。心のこもったポジティブなコメント3件は、反射的ないいね30件に勝ります。さらに意味解析を使えば、プラットフォームに欠けていた穴を埋めるコンテンツを拾い上げられます。

外の世界からシグナルを借りる
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いま何が響いているかは、広いインターネットが教えてくれます。検索エンジンのトレンドキーワードに合致するコンテンツには、最初から関連性が備わっています。旬の話題への素早い投稿にはブーストをかける価値があります。TwitterやRedditで盛り上がっているものは、自分たちのユーザーが次に求めるものの予告編であることが多く、少し予測を効かせれば、波が来る前に該当する新着コンテンツを押し上げられます。自前の検索ボックスも過小評価されがちです。ユーザーが同じトピックを検索し続けている、あるいはある記事が検索エンジンから安定して流入を集めているなら、それは推測抜きで手に入る関連性の証拠です。

最後は正直にテストする
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シグナルがどれだけ賢くても、A/Bテストは欠かせません。新しいコンテンツを一部のユーザーに見せて、既存の人気コンテンツとエンゲージメントを比べる。そして広がり方を観察する。プラットフォームの内外でのシェア、言及、埋め込みは、閲覧カウンターよりずっと多くのことを語ってくれます。

現実に耐えられる単一の指標は存在しません。実際に機能するランキングは、行動、コンテンツ固有の質、時事性、正直な実験をブレンドしたもので、どのシグナルにも最終決定権は与えられていません。